新築・建て替え・リフォーム【スタッフブログ02】
メーデーに夏も近づく八十八夜にゴールデンなウィークに、、、五月初週はイベント盛りだくさん。
夏日かと思ったら終盤には大荒れであちこちイベントが中止になっていましたね。帰省したりゆっくり過ごしたり、休みなく働いていたり、どんな大型連休をお過ごしでしたでしょうか。
こちらの写真は5月7日
傘なんて何にも役に立たず、雨の滴るいい女(笑)になりながらスマホの水没に恐れつつ撮った舞浜ネモフィラ祭りのネモフィラです。
雨の中でも一面とてもきれいな青で、空も海も青ければそれはさぞ素晴らしい景色だったのだろうなと。機会があれば訪れてみてください(*^-^*)
ちょっとした余談でした。
さて、予定より少しばかり遅くなりましたが。
今月のブログ内容は『新築・建て替え・リフォーム』について。
先月ブログを書くにあたり調べ物をしていると、
というような広告を沢山目にしました。
まったく全然私自身はそんなことに迷ってはいませんでしたが、googleが広告を表示してくるぐらい沢山調べていたってことなのでしょうか。検索履歴を元にユーザーの関心のある広告を表示させるサーチターゲティングだったかパーソナライズド広告だったか、最近の技術はすごいなぁ……。
などと無駄な思考にふけっていた所、ふと、建て替えとリフォームってどう違うんだろうという疑問が……。
思考から疑問への繋がりはよくわかりませんが、気になったことは調べてみなくてはですよね!
そんなこんなで今月のブログ内容の決定です!(笑)
という事で。良ければ少し、お付き合いください。
調べる前にまずは私の今のイメージを書き出しておきましょう。
新築…土地を購入して新しい家を建てる
建て替え…古民家など家を買った時、一度建物を壊してから新しい家を建てる
リフォーム(リノベーション)…マイナスの部分をゼロに戻す工事!
はい。私のイメージはこのような感じです。
そこまで大きく外したイメージではないと思っていますが、どうでしょうね。
そういえば書き出してみてこれまた疑問が湧いてきましたが、建て替えとリフォーム、、、というよりリノベーションの方かな。この二つって似ているような気がしますね。古くなったところを新しくする。より住みやすく機能的に。と言う感じなので。建物の全部を取り壊して行う工事か一部分だけ行う工事かの違いかなとか思うのですが。
きっと定義などは全然違うのでしょうが、イメージだけだと似たような工事な気がしますね、、、。これはどう違っているのか、知っておかなくてはいけませんね!
となれば、増築や改築もリフォームみたいなイメージだよな?
そういや移築とかって言葉も聞いたことあるな……よし、そこら辺もまとめて全部調べるっきゃない!(^^)!
増築…部屋を増やす
改築…リフォームみたいなこと?
移築…建物の場所を移す。移転?
きっとこういう感じではないかと思いますが、どうか大きく外していませんように……っ!
ということで、それぞれについて調べた内容をまとめていきたいと思います!
新築
国語辞典によると新築とは『新たに建築すること。またその建物』とあります。
具体的には何もない更地に基礎(建物を支える土台となる鉄筋コンクリートの構造部分のこと)から作って建築した家を新築と言うそうです。更地の敷地に新たに建造物を建てた場合は大抵”新築”という事みたいです。
建売住宅の場合、誰も入居したことのない築1年未満の物件が”新築”と呼ばれ、それ以降は”未入居物件”という扱いになるそうです。
建て替え
既存の建物を取り壊して立て直すことを建て替えとよばれ、国語辞典で調べてみても『家などを建て替えること。また,その建造物。』とあるので、元あった建物を解体して新しく建てるというそのままの言葉のイメージでよいのではないでしょうか。
リフォーム
老朽化したところを新しく改装すること。マイナスを元に戻す工事。
少しややこしくなるので今回はリノベーションもリフォームとまとめておくことにします。詳しくはコチラ。
増築
増築とは『現在の建物に新しい建物をつけ加えること。建て増し。』とあり、家や建造物などの”床面積を増加させる”ことを言うようです。
同じ敷地内に別の建物を建てることも“敷地に対して”床面積を増築”したという扱いになるそうです。
「増」と言うからにはもちろん「減」もあって、不要な部分を取り壊すなど床面積を削って家を小さくする場合には”減築”と言うそうです。
改築
改築とは『建物や建造物を全部または一部とりこわして作りかえること。』とありました。
一般的には、
・間取りから大幅に変える
・二世帯住宅にする
・車庫→部屋 などのように用途を変更して建て直す
というような、リノベーションや間取りや見た目を大きく変えるリフォームと同じような意味でイメージされる、使われることが多いのではないかと思います。
しかし、法律上の定義で見ると少し異なるようです。
建築基準法というものがあり、そこで改築は次のように定義されています。
建築物の全部又は一部を除却した場合、又は災害等により失った場合に、これらの建築物又は建築物の部分を、従前と同様の用途・構造・規模のものに建て替えること。
建物の全部または一部を解体し、”今までと同じような建物を建てること”
が改築とされているようです。
もし地震や土砂崩れなどで木造平屋の建物が倒壊したときに、同じ規模の木造建築物を建てるならば”改築”ですが、鉄筋建築物を建てるのならばそれは”新築”となるそうです。
したがって一般的にイメージされる「間取りや見た目を新しくする」「別の使用用途として立て直す」といった工事は改築ではなく”改修”や”リフォーム”と言った方が正しいのかもしれませんね。
改修
建物の構造はそのままで壁紙を張り替えたりキッチンを新しくしたりなど、悪いところや傷んだところに手を入れて直すこと。建築物の”修理”と”改良”を行う工事。
改修とリフォームは類義語と言って過言ではないでしょうが、一般的にはリフォームより大規模な工事のことを改修工事と呼ぶことが多いようです。
移築
辞書で検索してみると『建物を他の所に移して建て替えること。』だそうです。
重いしデカいし、簡単には動かせなさそうな建物をどうやって移動させるんだよ。と思いますが
・解体移築
運べる大きさまで解体して新しい場所で復元させる
・曳家(ひきや)工法
建物のどこも解体せずそのままで、「コロ」と呼ばれる丸太やパイプなどを建物の下に敷いて動かす
・吊り下げ工法
建物を基礎部分から切り離してクレーンなどで吊り下げて移動させる
などの方法で建物を移動させるそうです。
解体せず”移築”を行う工法は、当然道路などを家が移動できるわけもないので、同一敷地内での移動に向いています。別の場所に同じ建物を移動させる場合は解体移築することが多いようですね。
余談ですが、建築基準法で定義されている言葉としては“移転”と言うのが正しいようです。
『原則として同一敷地内で建築物を移転すること』と書かれていました。
意味合い的には同じなのに何故単語が違うのでしょうか?調べてみても社長に聞いてみても解決しなかったので、要勉強ですね。機会があれば深堀してみたいと思います。
まとめ
なるほどなるほど。
知っていたようで、そうなんだぁと思うこともありましたが、皆さんいかがでしたか。
一般的な言葉のイメージと実際の使い方、定義が違っているというものもありましたし、工事の発注を行う前に、何を目的とした工事なのかをしっかりと確認してから発注を行いたいですね。
さて次は、それぞれのメリットデメリットなんかも調べたのでまとめていきたい、の、ですが、、、
今月のブログ、ここまでで結構な分量となってしまっていますね。
『さらっと読めて、なるほどが得られる』というテーマでブログを執筆していこうと思っていましたので、僭越ながら続きは来月のブログでご紹介したいと思います。
引き延ばしてしまいすみません。よければまたご覧になってください。
それでは、また
(@^^)/~~~